人はなるべく損をしたくないものです。しかし保険とはリスクに備えるものであって運用とは性格が違います。両方を上手く活用するようにしましょう。
学資保険を選ぶときによく参考にされるのが返戻率です。返戻率が100%を超えれば支払った額より戻ってくる額が多くなります。当然返戻率が高い学資保険が人気となります。しかし高い返戻率で人気の学資保険でも、年利にするとせいぜい0.6%程度です。これならば他の資産運用を考えた方がいいのではないかというのは当然の考えです。しかし学資保険には契約者の万一に保険料の支払いが免除されるという保障があります。投資とは目指すものが違います。
大切な事は目標金額を貯めることであって、運用成績ではありません。目標金額が500万円だとすると、その1%は5万円です。わずかな差にこだわるよりも、確実に貯めることの方が大切です。高い運用成績を目指してリスクの高い運用をすることは学資保険の本来の目的から外れています。高い運用成績を目指したい場合は、子どもの学費を確実に用意することができた上で、別途行うほうがよいでしょう。
学資保険を選ぶときには毎月の保険料を意識しがちです。一般的に家計は月単位で考えられるため、当然といえます。しかし大事なことは毎月の支払いではなく、将来いくら用意できるかです。目標金額を決めることによって毎月の支払額が決まります。しかし18年後のことを正確に予想できる人はいません。例えば子どもが一人増えるだけで計画は大きく変わります。目標を達成するには常に方法を見直していく必要があります。